あんみんの神秘メッセージでもサビアン
占星術でも自然に魂や思考や意識という
言葉を使わせていただいてますが、とにかく
それぞれが本当はどんなものか知っておいて
いただいた方いいと思いまして、この
テーマもシリーズ化することにしました。
みなさんは、常識的な考え方として、意識
や感情は脳により発生すると繰り返し、
記憶されてきたと思いますが、そもそも
その前提からして間違っています。
宇宙は全てまさかの真空です
という記事で書かせていただいたように、
物質でない脳から、意識が初めて発生
するというのは、すでに矛盾している
ことになるのです。
我々は、記憶する時、また思い出す時に
脳のどこか特定の場所に収められている
ものを利用していると考えがちですが、
すでにカールプリブラムという脳科学者が
、脳の特定の部分に記憶が収められている
のではなく、脳全体の場を使って、記憶が
記録されていることをつきとめました。
同様に脳全体を使って思考や感情も発生し
ているということも明らかになっています。
またさらにいえば、身体全体のオーラ場に
思考や感情の発生の源があるといった方が
正しいのです。
たとえばスポーツ選手が、神がかった反応
で動く時に、いちいち視覚情報から脳に、
電気信号を伝えて、脳からいちいち手や
足に信号を送って動いていると思いますか?
とんでもない話です、そんな時間は全く
ありません。そんな動きであれば、中国の
卓球選手はその間にラリーを2往復する
くらいの余裕があり、サッカーのゴール
キーパーは、シュートを決められてから
ネットにボールがかかるのを見送ること
しかできません。
意識が、視覚よりも速く状況を読み取り、
脳に伝わるより早く、動くべき画像の
イメージを直接身体の各所に伝えている
から、目にもとまらぬ早さで反応し動け
るのです。
視覚情報を電気信号で脳に送り、ゆっくり
思考してから動くのは、たとえば将棋
であれば、ほぼそのような形をとる
でしょう。
意識とは、身体の外側というより別次元
にある、あなた自身のコントロール
センターなのです。
そして臨死体験で、肉体から離れた意識
は、目をつぶっている肉体の外から、
360度の範囲で物をみることができて、
しかも肉体に意識がある時には、全く
届かない範囲まで見えるようになります。
それは体外離脱をしている状態でも同じ
ことで、意識は肉体なしに世界を見る
ことができて、しかも肉体にある時に
目を使って見えていた範囲とは、比べもの
にならないくらいの視野を獲得すること
ができるのです。
また臨死体験中に脳の活動が止まって
いるのにもかかわらず、肉体のある時より
も現実感があり、さらに鮮明な思考と感情
があったことを裏付ける証言も数多くあり
ます。またエヴェンアレクサンダー氏の
ように、脳波が完全停止した状態での、
意識や思考の働きを、科学者の立場として
の観点から、事実だと保証してくれる
人物もいます。
このようなことから脳から意識や感情が
発生するのではなく、意識から全ての思考
や感情、もちろん意識自身も発生している
ことが理解できると思います。
物質はなく、エネルギーのみが実存して
いるというのが真実なので、このような
結論は、それほど理解不能なものでもな
いと思われますが、いかがでしょうか?
次回は魂や霊と転生について書きたいと
思います。